いずみのブログ

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『がん治療 先進医療とオプジーボ』治療効果と副作用治療から4年半の今。全身投与は必要ない。(がん、癌、ガン)

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こんにちは。

この記事はぼくと母親が肺腺癌と戦ってきている9年間の歴史を記します。

特にお医者様から、【外科的手術は難しい、後は化学療法しか手が無い】と言われてしまった方には読んで頂きたい記事です。

あきらめないで行動した結果、未来が見えました!!

※これはぼくの母親が体験した先進医療の状況ですので、他のひとには効果が有った、効果が無かったなど考えられるので、参考としてください。

また、ぼくは医者ではないので、実際に経験をした内容に対し、主観的意見を述べているので、知識の認識違いがあるかもしれませんが、思ったことを書かせてもらいます。

 

まとめ表

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◇行なった先進医療

・陽子線治療

・高濃度ビタミンC点滴療法

・活性NK細胞療法

・肺がん胸腔鏡手術

・化学療法

・◯◯◯◯◯→この治療方法は、先生の治療がこなせる人数が有りますので別途ご連絡くだればご案内致します。

 

◇その他検討をした治療方法

・ラジオ波焼灼療法

四次元ピンポイント照射療法

病歴

2009年 8月 

健康診断にて右肺にがんが見つかる。

※ステージ1程度。針を刺してがんの種類を特定しようとしたが、結果が出ず。場所から肺腺癌の可能性が大と言われる。

 

2009年 10月 

兵庫県立粒子線医療センターにて陽子線治療をする。

このとき、がんの大きさは直径2㎜弱程度。

※後々に記しますが、こちらの治療注意点あり。

兵庫県立粒子線医療センターでは経過観察をして頂けないため、実家最寄りの医療センターにて3ヵ月に一度検診し、その結果を兵庫県立粒子線医療センターへ送る。

 

2009年 11月 

がん免疫細胞療法

活性NK細胞療法開始。3クール行い、治療終了。

 

2012年 5月 

最寄りの医療センターにて左肺内に影を認められる。担当医からは、炎症だろうとのこと。

 

2012年 8月 

最寄りの医療センターにて左肺内の影が再度認められる。

担当医から再度放射線の技師と確認して、炎症だろうとの結論。

※頭おかしいかと思いました。

 

2012年 9月 

東京虎の門病院にてセカンドオピニオン受診。がっつり肺がんと

診断される。

 

2012年  10月 

東京虎の門病院にて肺がん胸腔鏡の名医河野先生にて肺がん胸腔鏡の手術をする。

※病理検査の結果肺腺癌と判明。幸いにも以前治療した右肺からの転移

ではなく、原発の肺がんだろうとのこと。

 

2013年 2月 

 東京虎の門病院にて経過観察。レントゲン。問題無し。

 

2013年 5月 

東京虎の門病院にて経過観察。CT。問題無し。ここから半年に1回

 

2013年 11月 

東京虎の門病院にて経過観察。CT。問題無し。レントゲン。

 

2014年 1月 

正月に実家に帰った時に、やたらと空咳をするので、心配になり、1月下旬直ぐに虎の門病院を受診。

2014年 2月 

右肺腺癌が再発。

既に限りなくステージ4に近いステージ3となっていた肺門内の一番大きなリンパ郭に転移を認められた。この時PET検診をし、1週間後に診断をした結果、この状態だと外科的手術、放射線治療はもう出来ないと判断され、後は化学療法のみしか方法がないとの事でした。

 

ここから色々な戦いが始まります。

詳しくは後ほどご説明いたします。

 

2019年12月16日

定期検診にて乳がんが見つかる。

肺内には癌が見つからないため、原発のがんでは無いかと思われるが、念のため検査をする事になる。

 

2019年12月25日

検査と治療をする。

検査の結果が出るのが1週間後だが、細胞を採取した後、そこから広がる懸念があるため、念のため、肺の癌細胞と乳がん用の薬を使用。

使用後特に副作用は無し。

ここから、記憶を遡って一つづつ顧みようと思います。

 

【先進医療の結果について】

 

陽子線治療について

副作用:治療前に色々な項目の可能性を言われましたが、母親に出たのは、

    ⑴骨がもろくなる。

    ⑵間質性肺炎になる。

 

骨がもろくなるについては、2年後に大きなくしゃみをしたときに、胸骨を骨折しました。

また、多分ですが、こちらの治療にて間質性肺炎になった疑いがあります。

間質性肺炎は、その他病気の治療時に、方法が限られるので出来ればない方が良かったです。

 

効果:直径20mm弱の時に照射4年半後に再発。

 

根治はできなかったが、5年生存率については達成できそうな状況でした。根治率は手術と同じといわれていたため、再発してしまったのは、運が悪かったのかもしれません。

 

治療期間:約1ヶ月 照射回数12回

 

術後すぐの身体への負担:術後は特に無し。

 

費用:約300万+ホテル代

▪️社会保険適用外

 

まとめ

本人曰く

照射している時も、終わった後も全く痛みなく、治療はとても楽とのこと。治療が終わってからは経過観察となりました。

ただし、兵庫県立粒子線医療センターでは定期検査はしてくれなく、実家の最寄りの病院にて見ていただき、その結果を兵庫県立粒子線医療センターに送るという作業をしておりました。

正直、この当時は陽子線治療はあまりなく、愛知県の病院の先生は全く治療の跡につい手の知見がなかったため、経過が経過が良いのか悪いのか判断をつけることが出来てませんでした。

 

定期検査の場合、レントゲン、CT画像共に、白くなっており先生が判断できない。PET検診を常にしないと今回みたいに、見逃しが起こり気付いたら再発、転移などあり得ると思いました。

 

活性NK細胞療法について

副作用:特に無し。

 

効果:陽子線治療後に、2クール治療。再発防止のために、行なったが4年半後に再発したため、がん細胞をやつけることは出来なかった。癌細胞を少なくすることは出来て、再発を遅らせていたとは考えられるが結果的に再発。5年生存率をあげることができる可能性は有り。

 

治療期間:1クール3ヶ月に6回 合計2クール

 

術後すぐの身体への負担:術後は特に無し。

 

費用:約300万

▪️社会保険適用外

 

まとめ

陽子線治療後に再発防止ともし、残っている癌細胞がいたらやつけるために治療を決意。結果4年半後に再発をしているため、期待をしていた効果は得られなかった。見解として、がんの再発を遅らせることが出来ていたのかどうかも定かではないが、可能性はあると信じたい。

 

肺がん胸腔鏡手術について

副作用:⑴左肺を3分の1切除したため、息切れがしやすくなった。

    ⑵体力が減少した。

 結果的に、左肺の3分の1を切除しているため、歩ける距離が減少した。以前は1日10000歩歩けていたのが、7000歩歩くのでやっとになった。

 

効果:5年前に転移では無い原発がんが出来き、32mm 程のがんが出来たが術後、5年経過したが再発なし。

※実際、陽子線後に3ヶ月毎に1度の検診。その後6ヶ月に1度の検診をしていたが愛知の先生のミスにより、原発のがんが出来ていた。ずっと炎症と言っていたため、心配になりセカンドオピニオンをしたらすぐにがんとの診断で、2週間後に手術をした。

 

治療期間:約1週間

 

術後すぐの身体への負担:術後に苦しいと連発。本人意識無し。痰を出すのが、辛そうだった。

 

費用:合計約15万 高額医療制度活用後の費用
▪️社会保険適用有り

 

高濃度ビタミンC点滴療法について

 

副作用:アレルギー反応あり。

高濃度ビタミンCは何種類かあるが、一番初めに使用した高濃度ビタミンCにてアレルギー反応あり。身体にボツボツが出た。とうもろこしの高濃度ビタミンCに変更後、問題無し。

 

効果:免疫力を高める。

 

先生自身、この治療で根治はできないと言っていた。他の治療の併用が必要。身体の細胞を高め免疫力を高める効果。苦痛からの緩和的な治療。

母親はなんか効いている気がするとは言っていました。

 

治療期間:週3回x3ヵ月 36回

 

術後すぐの身体への負担:アレルギーが出る可能性あり。

 

費用:約100万
▪️ビタミンの濃度により価格も違う
▪️社会保険適用外

 

まとめ

治療中は特に苦痛などはないが、高濃度ビタミンC点滴療法治療のみでは根治は難しい。その他の治療との併用が必要※外科的手術や放射線治療。
身体の細胞を活性化させるとのことで、免疫力をあげ、化学療法も比較的楽になるとは先生が仰っていた。

効果の程がどれほど有った方については定かではないが、母親は身体がだいぶ楽になったとはいっていた。

 

化学療法について

 

副作用:⑴脱毛

    ⑵吐き気

    ⑶筋力低下
    ⑷食欲不振

    ⑸体力減少

    ⑹何より気力の低下。

 

治療を行なったその日は問題なかったが翌日から吐き気による食欲低下が始まり、とても苦しみ出した。延命を言われている中での化学療法ほど辛いものはないと感じた。残りの人生の半分以上を抗がん剤により、がん細胞と身体を壊した状態で楽しく過ごすことは難しいと感じた。本当に辛そうだった。

ただし、どんべいだけは食べれていた。どんべいは偉大と感じた。

 

効果:1回のみ行なったが抗がん剤をこれ以上するなら死んだ方がましとの母親の意思によりやめ。

 

治療期間:約1週間

 

術後すぐの身体への負担:『死んだほうがまし』と言うくらい身体にはすごい負担があった。いい細胞も殺してしまうため、その後足腰に力が入らなくなる。

 

費用:合計約10万 高額医療制度活用後の費用
▪️社会保険適用有り

 

まとめ

化学療法の場合は、どこの病院でも治療方針は同じであるため、虎の門病院ではなく、実家の病院へ転院することを勧められた。

ぼく的には、やはり日本国のがん指定病院となっている虎の門病院にて治療を継続したい意思があったため、そのまま虎の門病院の内科に相談をし、今後の治療方針を伺いました。はっきりと言われたのが、化学療法は延命をする為の治療であり、現段階の医療ではがんを根治 する事は出来ないので、QOLの質も考えるのであれば、家族がいる実家に戻り、緩和ケアを併設している病院へ転院した方が良いとの理由で転院を進められました。

また、実際に治療をして苦しんでいる母親を見てとても切ない気持ちになった。

髪も病院で洗髪中に抜けてきて、丸ボーズになった時の母親の心情を思うととても辛かったことを思い出す。フォンテーヌに行って、ウィッグを被っている時の母親は嬉しそうだったので、まだ救われたが、やはり辛い治療であることは間違いないと確信。

 

 ◯◯◯療法について

この治療方法については、ぼくの母親が、病院にて外科的手術、放射線治療はもう出来ないと判断され、後は化学療法のみしか方法がないと言われた後、何か先端医療で治療法が無いかを一生懸命探した結果、この治療をして頂ける病院とお医者様に出会えた。

 

ちなみに、探した方法は、母親の現在の状況のデータを持って、先進医療をやられている先生に診てもらった。どこも現段階では、肺が潰れてしまう可能性があるとか、気管にがんが巻きついているため、焼き切れないとか伝えられたが、その後に先生がもしぼくの母親と同じ 状態ならどこの病院に行きますか?と質問をしたところ、2名の先進医療をされている先生から『ぼくならあの先生に診てもらう』と伺って訪れた病院です。

そのうちのお一人は、樹木希林さんの主治医をされた先生です。

使用した薬は、4年半前にはまだ、肺がんでは認可が降りていなかった『オプジーボ』

社会保険適用外であったが自由診療でやって頂いた。

しかも治療方法が独特なため、当時は年間3千万円ほどかかると言われた『オプジーボ』も1回の治療で手術代も含めて、約五十万円ほどで済んでいる。

その他にもMDS株式会社の新しい薬『キートルーダ』も試したところ、またすごく効いた。

 

副作用:⑴治療後、37.5度の熱が出た。

    ⑵1、2日倦怠感有り。

 

効果:4年半前から治療をはじめ、3年後経過観察までに戻る。肺内転移、縦隔リンパまで転移していたが、リンパのがん消失。原発小さくなり今現在動いていないため4ヶ月に一度の経過観察になっている。

 

治療期間:当日治療後、入院なし。
     2ヶ月に1回x6ヵ月

     その後、3ヵ月に1回x3回。

 

治療も最長で2時間程で終わり、痛みもほとんどない。

当日、病院で1時間ほど休み、体調の状況を見てそのまま帰宅が可能。 

 

費用:合計約450万
▪️社会保険適用外
ただし、術式部分の医療保険適応

 

まとめ

 虎の門病院からあなたは、どんどん悪くなるから、緩和ケアのある病院に転移するべきと言われた状態から助けてもらった。先生が一人でやっており、一日5人しか治療できないため、病院情報は別途NOTEにて別途開示したいと思います。現在治療している人に迷惑をかけない様、本当に必要な方のみ、有料にて開示いたします。 

この治療は、ドイツでは主流となっている治療方法ですが、この治療方法と先生の技術、オプジーボという素晴らしい薬が合わさってここまでの効果が出たと思います。

ただし、治療には患者さんとの相性もあり、助からずに亡くなられている方もいらっしゃいます。100%ということはないため、そこのところは履き違えないで頂いたいと思います。

また、ぼくの親戚のおじさんは喉頭がんのステージ1でしたが、この治療を1回行なっただけで、がんが消失しました。

喉頭がんにもオプジーボは聞く可能性があるのだなと思いました。

早く日本の厚生労働省がすべてのがんに対し、認可をしてくれることを切実に祈ります。

また、上記内容はぼくの母親が治療をした時の状況でありますので、現在では変わっている事もあると思いますので、ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。